V-S100Vにタコメータをつけました

5月くらいから、無性に車にタコメータをつけたくなり、暇なときにいろいろ調べていました。
軽トラック研究会
こんなサイトを見つけました。
かっこ悪い・ダサい、遅いと思われがちな軽トラックのイメージを改めさせてくれるサイトです。
軽トラックでもこんなに改造して楽しんでいる人がいるんですねー。
ちなみに、私は軽トラックに乗っているわけではありません。
平成6年式HIJETのバンです。
まーHIJETなので、トラックとバンという違い以外はほとんど一緒なのですがw
で、この車、スピードメーターしかなかったのですよ。
高速とか乗ると、エンジンが結構うなるのですが、実際のところ何rpmくらい回っているのか気になるのです。
まー前置きはここまでにして本編へ。
まず、つけたタコメータですがオートゲージというメーカーの60543SSという奴です。
ヤフオクとかいろいろ見て、安かったので。
8000rpmまでの表示、台座がついている、3000円以内という条件で探しました。
先週注文して、今日届きました。(日にち指定しました)
送料と代引き手数料を合わせて3465円になりました。
パッケージ1
パッケージ1
パッケージ2
パッケージ2
メータ正面
メータ正面
メータ背面
メータ背面
背面から出ているコードのうち、オレンジがイルミネーション、赤がメータ電源、緑が回転信号、黒が2本あってどっちもGNDです。
あと、背面に0 2 3 4 6 8と並んでいるシールとスライドスイッチがあります。
気筒数を合わせるためのものなのですが、0気筒ってありえないですし、2気筒ってあるんですかね?
そもそも、通販サイトには3、4、6気筒用と書いてあったはずなのですが…うーん。
まー私の車は3気筒なので関係ないのですが。
まず、どこのサイトを見ても「ECUを探しやがれです〜」と書いてあるので、ECUを探しました。
フロントパネルを外したり、床のマットを外したりいろいろ探しましたが見つかりません…
ところで、フロントパネルはねじ2本外すと簡単に外れ、するとカーステレオも簡単に外れました。
私は去年の12月31日にカーステレオを買って、店でつけてもらい、取り付け工賃5250円払ったのですが、こんなに簡単に外れるなら自分でつければよかったです…
今度新しいの買ったら自分でつけよっと♪
しかし、1時間くらい試行錯誤してもECUが見つかりません。
そのうち、後部座席下のマットの下に怪しげな蓋を見つけたので、外してみました。
怪しげな蓋を外したところ
怪しげな蓋を外したところ
こ、これはセルモーターじゃ…
んだよ…期待させやがって…と思ったのですが、セルモータからぶっといコードが4本も出てるなんておかしいですよね。
そのコードの行き先を見てみると…4本のうち3本はプラグにつながっているではありませんか!
つまり、このモータみたいな形をしたブツはイグニッションコイルだったわけですね!
ん?
イグニッションコイル
そーいえば、作業している間は、ひたすらECUを見つけることばかりに頭を取られていましたが、確かイグニッションコイルから信号を取り出す方法もあったはずです。
そして、もう一度ネットで調べてみたら、あのブツは確かにイグニッションコイルで、出ているコードで太くない奴のどれかが回転信号のはずだというところまで突き止めました。
すると、それっぽいコードが緑のコネクタにつながっています。
コネクタの先に青と黒のコードがあり、コネクタのコイル側には青の方が黒に、黒のほうが黒茶のコードにつながっていました。
多分、青いコードにつながっている黒いコードが回転信号だっ!
そう読んだ私は、早速配線コネクターをつなぎました。
上の写真の緑のコネクタのすぐ下にある赤いのがそうです。
そのコネクタからコードを分岐させました。
後で調べたら、この部品はコイルそのものではなく「ディストリビューター」という部品だということが分かりました。
エンジンの回転に合わせて、火花を飛ばす電流を各プラグに分配しているという働きがあるそうです。
つまり、この部品の中身も回転しているってことですね。だからモーターみたいな形をしているんですね。
失礼しました。
ディストリビューターを横から見たところ
ディストリビューターを横から見たところ
ディストリビューターからでているコードから、赤いコードを分岐させているのが分かると思います。
助手席の下からコイルを望む
助手席の下からコイルを望む
この写真の真ん中よりちょっと右側にある四角いのがイグニッションコイルです。
あからさまな赤いコードがディストリビューターの回転信号のコードから分岐させた奴ですw

それから、メーターをダッシュボードの上に取り付けました。
メーターを取り付けた様子
メーターを取り付けた様子
メーターを別アングルから
メーターを別アングルから
ちなみに、左下に見える黄色いのは、キーホルダーの沢近愛理さんの前髪ですw
ちょうどいいところに穴があったので、ここにコードをもぐりこませて、下から引っ張りました。
GNDのコードが2本とか無駄なので、配線コネクターで一本にまとめました。
白いのがそうです。
ちなみに、この蓋はブレーキオイルの蓋です。
イルミネーションとメーター電源はヒューズボックスからでているコードから取りました。
ヒューズボックスの下からコードを分岐させる
ヒューズボックスの下からコードを分岐させる
イルミネーションのコードは、車幅灯を外して、そこに赤白のコードがついているのを確認し、ヒューズボックスから赤白のコードが出ていたのでそれだと分かり、メーター電源は、キーをONの位置にしたときに電気が通るコードです。
もうめんどくさかったので、キーをONにしてテスターの+をあてる、違ったらまた次のコードという要領でためし、一番右下から出ている赤いコードがそれだと分かりました。
足回り
足回り
この写真こそ、この車がマニュアルである何よりの証拠でしょう!
ペダルが3本あります。
え?一番左のペダルはサイドブレーキじゃないかって?
パワステもついていないようなこの車に、そんなかっちょいいサイドブレーキがついているわけがないでしょう!
ちなみに、上から黄色いのが二つにょきにょきと出ていますが、沢近愛理さんのツインテールであるのは言うまでもありませんねw
右側の上から垂れてきているコードが、さっきのブレーキオイルの蓋の穴から突っ込んだコードが出てきたところ、左側がヒューズボックスです。
しかし、目立つなぁ…
何も考えずに赤いコード買って来ちゃったけど、黒にすればよかった…
明らかに浮いていますよねww
右側に注目してもらうと、緑と赤のコードが、黒い部分をはさんで赤いコードとつながっているのが分かると思います。
メーターから出ているコードは0.5mmにも満たないんじゃないかというくらい細く、買ってきた赤いコードは0.75mmなので、ちょうど合う配線コネクタがありませんでした。
売っていたのは0.13〜0.38用と0.50〜0.85用だけでした。
片方が0.13〜0.38で片方が0.50〜0.85というのが欲しかったのですが、そんなものはありません。
仕方ないので、熱収縮チューブを買ってきて、半田付けして熱収縮チューブで保護したのです。
さあ、エンジン始動!
う、動いたよ!!
ちゃんとタコメータが回転数を示してくれています!
しかし、このエンジン、アイドルでも1600rpmも回るんですね。
技能試験の練習のとき、坂道発進は1800〜2000rpmくらい回して…と教わった気がするのですが、アイドルの時点で1600rpmなんですがw
練習のときは1800ccのセドリックでしたが、これは660ccですしねー。やはり小さいエンジンだと、回転数は高いのでしょうか。バイクのタコメータなんか18000rpmまでメモリあったりしますしね。
試しに走ってみました。5速で60km/h出すと大体3100rpmくらいでしょうか。
結構回転するんですね。
3速で40km/hまで引っ張ると4000rpm超えますし。
ほうほう。ほうほう。
なんか、この車のことがもっと分かった気がしますw
計算上は、100km/h出すと5000rpmほどでしょうが、果たしていかほどに!?
早速東北自動車道にでも行って実験したかったのですが、既に18:30くらい。
これから塾なのです。
ウフフ…塾の帰りにちょっとひとっ走り行ってこよっと。
ってなわけで、塾の授業が終わったあと、加須から浦和まで東北道走ってみましたw
やっぱり、5200rpmくらいですね。
うーん、私は6000rpmか、下手したら7000とかいってんじゃないかと根拠もなく思っていたのですが、5000ちょっとという、思ったよりも低い数字でした。
つーか、これなら高速走っても大丈夫なんじゃね!?ww
ていうか、早速自動車屋の言いつけ守らずに走ってるし…
でも、思うのですよ。
今まで高速走ってきて、軽自動車や軽トラック、軽のバンが走っているのをいっぱい見ています。
それらのユーザーの車は、みんな著しく寿命が縮まるのでしょうか。
そんなことはないと思うんですがねー。
あとで、別の詳しい人に聞いてみようかなー。
ちなみに、結果的に、フロントパネルを外した意味は全くありませんでしたww
まー、カーステレオは簡単に外れるということが分かったのでよかったですが。
長くなりました。今日はそんな感じです。
参考にしたサイト
タコメーター取付け記(アトレーRTリミテッド編)
タコメーター研究分会
ネットはすごいです。
車なんてほとんど何も知らない私でも、自分でタコメータつけられちゃいましたからねw