SeagateのHDDをhackしてみた

すっごい今さらだが、去年くらいにSeagateのHDD不良騒動があった。 友人の自作PCのHDDがまさにビンゴして、突然起動しなくなったらしい。 ファームウェアのバグということでアップデートすれば直るらしいが、OSはおろかBIOSからも認識されなくなるのでどうしようもなくなる。 ネットをうろついていたら、こんなWikiを発見。 Seagate製HDD 解析まとめ - トップページ …ほんと何でもありだなw IC1個、抵抗4個、コンデンサ5個という簡単な回路を組んでシリアル(RS-232)に接続するだけ。 接続方法は亜種がいろいろあり、私は「32師成功事例」を参考にした。 特に何の問題もなく、一発で通信に成功。ロック解除してデータをバックアップしてファームウェアをアップデートした。 友人からの報酬はこのワケあり500GBのHDD。どうしようかな。アップデートしたからいきなりロックってことはもうないと思うけど。消えたら消えたで諦められそうなデータのバックアップにでも使うか。

接続写真
接続した様子。回路は面倒なのでブレッドボードで組んだ。

電源は裏通りのジャンク屋で300円くらいで買ったやつ(別の目的で買ったけど余ってた)。部品は、D-sub9ピンコネクタ(140円)、IC:MAX232N(70円)、コンデンサが5個で150円、抵抗が4個で40円、プローブが2個で130円。ミノムシクリップが2個で140円。T6の星型ドライバーはジョイフルで600円くらいだったかな。

そういえば、1、2年くらい前に友達に渡したHDDも見事にビンゴで、そのまま友達の家に放置されているはずだけどどうなったかな。後で聞いてみよう。なんならhackしてファームウェアアップデートして使おうかな。