首都高速を走りたいという衝動

時々、出かける用もないのに首都高速を走りたくなるときがある。 なぜなのかは自分でも分からない。気付いたら車の運転席に座って、東北自動車道を上っていた。 首都高速の東京線は半分以上は走ったと思う。まだ走ったことがないのは、1号、2号、7号、8号だろうか。 いずれも私には用のない方面への路線なので走る機会がないのだ。 1号は上野から秋葉原を経て都心環状線に合流し、羽田方面へ行く路線。 まず、車で上野に行くことがないので乗らない。 2号は都心環状線から目黒方面に行く路線。やはり目黒方面にも用はない。 7号は千葉方面、鉄道の路線でいうと総武線と平行している路線だ。総武線沿線もほとんど行った事がない。 8号は「8号」という標識はないのだが、都心環状線から会社線へ分岐するランプウェイの辺りが8号ということだ。会社線も用はないなぁ。

ちなみに、首都高速の路線番号には法則性があるのをご存知だろうか。 以下の図は、首都高速東京線の主な路線を示した概略図である。 首都高速の路線図 実は、1号線から都心環状線を中心に時計回りに番号が振られているという法則がある。 本物の地図 こうすると、複雑で分かりにくいといわれる首都高速の路線網が、頭の中でわりとすっきりまとまるのではないだろうか。 カーナビなんて知らない。

今日は大黒埠頭まで行ってきた。なんとなく湾岸線を走りたい気分だった。 東北自動車道→(S1)首都高速川口線→(C2)首都高速中央環状線→(B)首都高速湾岸線→(K3)首都高速神奈川3号狩場線→国道16号保土ヶ谷バイパス東名高速道路→(3)首都高速3号渋谷線→(C1)首都高速都心環状線内回り(3周)→(6)首都高速6号三郷線→(C2)首都高速中央環状線→(S1)首都高速川口線→東北自動車道 ルートはこんな感じである。都心環状線を無駄に3周してみたが、19:00代で、渋滞が次第に緩和されていく様子が見て取れた。 保土ヶ谷バイパスが全線を通して大変混んでいた。時間帯が違うということもあるが、都心環状線より混んでいた印象である。片側3車線の道路にびっしり車が詰まっている。なるべく完全停止は避けるように渋滞吸収走行を心がけたが、果たしてどれほど効果があったのだろうか。 (余談だが、「保土ヶ谷(ほとがや)」という変換はIMEを人名・地名モードにしても出てこなかった。東京圏に住んでいる人ならよく聞く地名であろうから辞書登録をしておいた。)

かつて湾岸線で300km/h以上出して警察に捕まり、免許手取り消しになったという知り合いがいるが、最近では湾岸線ではそういう輩は減っているという。 警察の取締が強化されたためだというが、今日走ってみてまさにそれを実感した。湾岸線は葛西JCTから本牧JCTの間を走ったが、その間に覆面パトカーを3台も見かけたのである。 追い越し車線を走っていたら後ろから車が接近してきたのでバックミラーを注視したら、ヘルメットをかぶった人間が二人乗っていて、バックミラーが2枚ある。 警察車両は助手席の人間も後ろを見られるように普通のバックミラーの下にもう1枚バックミラーがあるものなのだ。そもそも、ヘルメットをかぶって自動車に乗るなど、レーサーか機動隊の人間くらいだろう。まさに覆面パトカーである。 しかし、このパトカー、私が真ん中へ車線変更すると、120km/hは出ているのではと思われるスピードで遠ざかっていった。窓はほとんど全開にしていたが、サイレンは聞こえなかったはずである。緊急走行ではないのに警察車両がそんなにかっ飛ばしていいのだろうか。(ちなみに、湾岸線の制限速度はほぼ全線80km/hである) 2台目は、路側帯でワゴン車を止めていた。取締と思われる。 3台目は交通事故の処理をしていた。 このように、湾岸線は警察車両がうようよしている。道路の線形もいいのでスピードが出やすい。くれぐれも注意されたい。