山手線に駆け込み乗車する人

山手線で駆け込み乗車をする人は、一体なんなのだろうか。 3分か5分待てば次の電車が来るのに、その3分か5分過ぎるとまずい用事でもあるのだろうか。 そうだとしたら、もっと余裕を持って行動するべきだ。 しかし、大部分は心理によるものだと思う。 階段を下りて(上って)、ホームにドアが開いた電車が止まっていると「今のうちに乗りたい」という心理が働くのだと思う。「待ってても問題はないが、今この電車に乗れば待たなくて済む」と無意識に考えてそういう行動に移るのだろう。 あれだけ駅員や車掌が注意してもなくならないのだから、半分反射みたいなものだと思う。だからいいってわけじゃないが。 あまりにも駆け込み乗車する輩が多いものだから、京浜東北線や山手線の車掌はひどいときは人が乗っている最中でも容赦なく扉を閉める。いつまでも開けておくと次々と駆け込み乗車されて埒があかないからだろう。 その電車が来る前から普通に並んで乗っている人が乗る途中で閉められるのはひどいと思うが、背景にはこういうことがあると思う。 駆け込み乗車は電車は遅れるし、本人は扉に挟まれて危ないし、その人が3分早く目的地に着いたってこれと言ってメリットがあるわけでもないし、普通に乗っている人まで無理やり扉を閉められるし、何もいいことがない。 心理的なものによるものだと仮定すると、階段やホームなどになんか人の心理に作用するものがないと解決しないのかもしれない。